今回ハウジングには、チタン素材。ベースにはアルミニウム。アンダーカバーにはエラストマーを採用しました。３つの素材を用いることで不要共振が軽減し音響特性を発揮できることを狙いました。

またハウジングのチタン素材は、福井県鯖江市の100年以上の歴史ある眼鏡産業で培ったきた高度な切削加工技術と研磨技術を活かし、ミニマム且つ有機的な意匠の創出を実現しました。

これほどまでに小さな筐体に対して高精度な研磨を施すことは、限られたベテラン職人にしか達成することのできない手仕事の極みです。